エッセイ

女子トイレ内の秘密の話


車の運転中にはその人の
本当の人格が現れる。

という話をよく聞くが、

そんな運転中のアレコレと同様に
私にとって

実は人格が現れる!!

と感じているのが、トイレの中である。

人より腹の弱い、
ハライタ王国の住民である私は、

出先の各所で急な腹痛ピンチにより
おトイレに駆け込む機会が多いため

女子トイレ内で繰り広げられている
〝男性からの目線を意識しない
本当の女の姿

なるものを、まざまざと感じる機会も
人より多いという自負がある。

よく遭遇するのが、個室に入るなり、
ガラガラガラ〜!!

勢いよくトイレットペーパーを巻き取り、
※(何メートル使うんだ?というほど巻き取り続ける)

わざとやっているのか(~ヘ~;)??と思うほど
ガタン!!!
ゴトン!!!
バタン!!!

大きな音を立て用を足すガサツ女子

しかし、それならまだいい方だ。

個室のドアを閉めるやいなや
耳を疑うような

バフ!! と

大音量で放屁をする女子に遭遇した時には
洗面台の鏡の前で髪の毛を直しながら
驚きで硬直した。

予想外に出ちゃった(-_-;)・・・

・・・ということであれば
こちらも気を使って、

なんとしてでも
聞かなかったことにしなくては
と思うのだが、

今の勢い‥‥

まさかとは思いますけど、
あえて腹圧かけました?

‥‥という疑いを
差し挟まざるを得ない領域だ。

一体この音の主はどんな表情で
個室から出てくるのだろうか‥‥と、

逆にその音を聞いてしまった
私の方がドギマギし、

ソワソワと目が泳いでしまうのを感じた。

そこに、バタン!!!! 

強めにドアが開き
平然と登場した放屁女子‥‥

力強い毛筆で書いた

『威風堂々』

という文字がふさわしいほどの、

一切の動揺を感じさせない表情で
個室から出てきた彼女になぜか
『すいません‥‥』
小さく頭を下げてしまう私。。

‥‥て、

なんでだよ(>_< )

なんで放屁を聞かされた私が謝ってるんだ?

てかそんだけの音を鳴らしておきながら
よくもまぁ、そんな凛々しい表情で
颯爽と個室から出てきたな・・・?!

ハート最強かっ!!!

↑ちょっと尊敬

そ、そうか(o゚◇゚)ノ!!!

何か粗相をやらかしてしまったとしても
彼女のように堂々と振る舞えば、
やらかしも無かったことになるのか‥‥
(なってない笑)

意外に周りに気を使うタイプの私には
このような対応など

思いつきもしないことだ。
非常に勉強になる。

一方、私がとあるお店で
腹痛を起こしたある時のこと。

急いでトイレに駆け込むと、
ちょうど個室から出てきた女性がいた。

正直、切羽詰まった状況に
追い込まれていた私は、

出てきた女性には気も止めず、
急いでその個室に滑りこもうとした。

しかし、その女性から

今、ここには
入らない方が
いいと思います・・

止められたのである。

どうやら自分のおトイレの後の
ニオイを気にしているようだ。

私は

あ、そんな、全然大丈夫ですよ!
口だけは余裕ぶって
笑顔で返事をしたが

はっきり言って今は
あなたの残したニオイ
どころの状況ではない。

こっちのお腹は、
すでにヤバいカウントダウンが
始まっているのだ。

止める彼女を振り払うように
個室に飛びこむ私‥‥

すると個室の外から

あぁ〜(゚Д゚;
ごめんなさ〜い・・

という謝罪の叫びが聞こえた。

おいおいおい!!!

あなた、どんだけ人がいいんだ。

私は込み上げる笑いと
腹痛のハザマで揺れ動きながら、

一応『大丈夫ですよ!』
律儀に返事をした。

いや、それにしても‥‥

自分のおトイレの後の香りを謝る彼女‥‥
そして、他人の放屁を聞いて謝る私‥‥

きっとあなたとは気が合う。

お互い、
生きずらいな??(涙)

私は爆音の放屁をしておきながら
威風堂々と振る舞うあの女子より、
個室の外から謝ってくるような、
人の良いあなたが100倍好きです(涙)!!

一言で女子トイレ内と言うが、
そこは様々な個性と人間性が
交錯する空間だったりするのである。

と、ここまで放屁女子について
散々こき下ろしてしまったが

現実問題、
ハライタ王国に住む私にとっても
トイレ内での『音』 は
死活問題であることは確かだ。

気休め程度の水流音を流し
〝音消し機能〟を語る
『音姫』には、毎度頼りなさを感じ

いつかどんな音をも
かき消してくれるであろう

YOSHIKIのドラム

というボタンが、
日本の全トイレに設置される日を、
心の底から願ってやまない私である。

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エッセイ作家/法人役員(役員暦24年)
富岡 紗和子

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