エッセイ

実体験!キング オブ ヘンタイ ベスト5を発表!!【面白いエッセイ】

突然だが、女性のみなさんはヘンタイに遭遇したことがあるだろうか?
わたしはこれまでの人生の中で、
両手で数えきれないほどの様々なタイプのヘンタイに遭遇してきた。

思い出すのも嫌というトラウマ系のやつは封印して忘れ去ることとして
ちょっとだけ笑えたヘンタイ遭遇コレクションの中から、
今日は皆さんにベスト5(ワースト5か?)を無理やりご紹介していこうと思う。
気がすすまないでしょうが、最後までお付き合いいただきたい。

エントリーナンバー1『パリコレ男』
こいつはシンプルな露出狂であった。
ただ、ものすごく車の多い国道沿いの歩道で、
パリコレ並みのキレッキレのウォーキングを披露してるのだ。
下半身には何も身に着けていなかった。
一番気になるには、彼の歩調に合わせ生き生きと上下に揺れるアイツであった。
トップモデルかぶれだろうか。

エントリーナンバー2『中国雑技団男』
20代前半のこと。
出勤のため、自宅から駅まで向かう大通りから、1本裏に入った道での出来事だった。
徒歩で駅まで向かう私の前に、自転車に乗った一人の男が現れた。
徒歩の私の前で、一定の距離を保ちながらヨロヨロ自転車で走る男。
何度もこちらを振り向くので怪しいな。。と思った次の瞬間、
男は立ちこぎの体制になり、なんとズボンを脱ぎ始めたではないか。
今みなさん、どうぜ下半身にはまた何も身に着けてなかったんだろ???笑
と、安易な発想をしたのではなだろうか。
違うのだ。なんと、彼は地肌にストッキング1枚のみ装着していたのだ。
そしてストッキングから透ける尻を、後ろから歩く私に見せつけてくるではないか。
このひとひねりが、彼のこだわりであろうか。
いずれにしても彼のそんなこだわりにお付き合いしてやる気など毛頭ない。
自転車の上でなに器用な技を披露してやがるんだ!
中国雑技団か!と心の中で暴言を吐いた。

エントリーナンバー3『おひさまの下で』
それは突然の出来事だった。
帰宅途中、いつもの角をいつも通りに曲がった瞬間
突如、信じられない光景が目に飛び込んできた。
太陽のまぶしい、初夏の午後の昼下がり、
全裸の男がお日様に向かい、右手の運動をしながら立っていたのだ。。
しかもその男のすぐそばでは、腰の曲がったお婆さんがほうきを持ってせっせと道を掃いている。

お、お婆さん。あなたにはその全裸男が見えないのですか??
あなたの真横にいるそいつですよ!!あなたの1メートル左です。
てか、この男もアスリートみたいなサングラスかけちゃって
何に挑んでいるのだろうか。。
いろんな情報が処理しきれず、あとずさりした記憶である。

エントリーナンバー4『罰当たり男』
それは私がまだうら若き女子高生だったある朝だった。
登校途中、急いで自転車をこぎながらふと道端の神社のほうに目をやると
すっぽんぽんの中年男が、鳥居の下で両手を腰に当てて仁王立ちしているではないか。

・・え?
は・・?
目をこすりおそるおそるもう一度見ても、
ヨガのポーズをキメるかのように堂々と全裸で仁王立ちしている中年男がはっきり見える。
ほほう、それはヘンタイのポーズですか。
体の、どの部分に効くのでしょう。(だいたい想像つく)

天罰くだれ!!今すぐに!

そう思いながら一心に自転車をこいだ朝であった。

エントリーナンバー5 人込みで、突然『〇〇させてください男』
商店街の携帯電話ショップで働いていたころ、
商店街の人波の中で、若い女性の2人組や3人組に近づいて、
何か一言ボソッと話しかけている年齢不詳の男を見かけた。
なぜかその男がボソッと一言話しかけると、
女の子たちが「キャー!!涙」と散るのである。

何度も女の子グループに話しかけ、そのたびに「キャー!!」って散っていく女の子たち。
もう興味しかない。
アイツはいったい何を話しかけてくるのか。

早速、バイト仲間の女の子3人(当時19歳、19歳、20歳)で腕を組んで
“ボソッと一言男”の前を通りかかってみた。
すると早速めざとく私たちを発見し、そそくさと寄ってくるその男。
言い知れない恐怖と、「その一言とは一体。。?」という期待が高まる。
すると、一言。

【息のにおい、かがせてください】。。。。。。。。。

ギャーーーーーーーー!!(;゚;Д;゚;))
お・・・お前、すごい破壊力だな!
かまえていたのにもかかわらず、
その一言の破壊力に腰を抜かしたあの日の思い出である。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

ヘンタイ遭遇コレクションベスト5、
(いや、ワースト5)いかがだったでしょか。
さあ、輝けるキングOFヘンタイには、
どのヘンタイふさわしいでしょう( ´艸`)

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(お忙しいところすみませんでした)

ABOUT ME
富岡紗和子
神奈川県湘南在住、占い師(帝王命術売占い鑑定師・四柱推命鑑定師)ラジオパーソナリティ・エッセイ作家・法人役員(役員暦24年)の富岡紗和子です。 現在、二人の娘を持つ母でありサーフィンとビールをこよなく愛するアラフィフ女子です♪ ⇒ ⇒ 詳しいプロフィールはこちら

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