我が家の6歳と8歳の二人の娘たちと私は、つい最近までずっと川の字で寝ていた。
いや、正確に言えば子供たちの寝相が悪すぎるゆえ、川の字にもならずとにかく布団の上にひしめき合い、絡み合って寝ている感じだった。
いつも子供たちを先に寝かせてから最後に私が布団に入るのだが、毎度散らかった子供達をズリッ!!と引っ張って元の位置に整理整頓し 私の寝られるスペースを作ってからようやく布団に潜り込んでいた。
しかし子供達が段々と成長するにつれ、寝相の悪い子供たちからの突然のかかと落としが真剣に私の息の根を止めかねない状況になってきた。
ある晩は6歳児の足が私の顔に命中し、試合に負けたボクサーのように鼻血を垂らしながらフラフラとティッシュを取りに行ったこともあった。
そして先日の喉元への8歳児のかかと落としは、本気で呼吸ができなくなりむせ返るほどの破壊力であった。
そろそろ子供は子供達だけで寝てもらわなくては、、、と以前から考えてはいたのだが、結局なんだかんだといっても子供が自分と一緒に寝なくなるのが寂しいという、子離れできない私の気持ちもあり先伸ばしにしてしまっていた。
でももう下の子も、1年生。 これを機にそろそろ子供達は子供部屋で寝てもらい、私も8年ぶりに大の字で寝る生活に戻ろう。 と意を決し、二段ベッドを購入することにした。
真夜中のかかと落としからの卒業
今まで子供部屋も無かったので、二段ベッドを注文したタイミングで、物置として使っていた一室を子供用に片づけることにした。
部屋の作りにぴったり会うベッドを探すのにはちょっと手こずった。
画像の通り、部屋の形状に合わせて二段ベッドを置きたかったのだが
一般的な二段ベッドシングルサイズの約97×195cmだとうまく納まらず手前に飛び出してしまう。
あとほんの少し幅が狭ければぴったり納まるんだけどなぁ。。
と色々探して、見つけたのがコンパクトサイズ!!
コンパクトサイズは約86×193cmと、一般的な二段ベッドのシングルサイズより
幅が10cmほど小さくなるので、子供部屋の壁のくぼみにぴったりだ。
狭い子供部屋なので、少しでも二段ベッドが手前に飛び出してくると余計に狭く感じるし、邪魔になってしまうので迷っていたが、コンパクトならすっぽり納まり
窓にも被らず完璧だ!
妥協せず探した甲斐があり、先日イメージもサイズもぴったりな2段ベッドが届いた。
子供たちもたいそうな大喜びだ。上の段が長女、下の段が次女。
※下の段で寝ているのは次女ではなくサルのぬいぐるみですのでご注意ください・・(笑)
ちなみに今まで二段ベッドって本当に子供が小さい時しか使えないのかと思っていたのだが、このベッドは上下で分割できるので、子供が大きくなったらそれぞれの部屋で使用できる。
しかも届いたベッドに寝転んでみると、身長163cmの私でも余裕で寝られる!!
念のため身長178cmの主人を転がしてみたら、なんと主人も余裕!!
説明では耐荷重300kgと書いてあるから、自分の子供が身長180cm、体重300kg以内におさまる予定なら大きくなってもずっと使えるということではないか!
しかしこの寝相の悪い子供たち、2段ベッドで本当に大丈夫なのか。
心配しつつも迎えた二段ベッド生活初日。
夜中にドン!!と音がしたので慌てて見に行くと、案の定、下の段の次女が床に落下していた。
が、とりあえずそのまま放置・・。
しばらくしてまた覗いてみると、ちゃんとベッドに這い上がって眠っていた。スゴイ!
上の段に寝ている長女は、魔法にかかったように綺麗な寝相! 二段ベッドマジックか!?
もしや川の字時代のかかと落としはわざとだったのでは?という疑問が湧くほどだ・・。
そして殺風景だった白い壁に、ウォールステッカーを張って可愛くアレンジ!
シールなので簡単に貼って、飽きたら剥がすことができる。
壁が傷まず剥がせるっていうのがすごく便利! 一気に可愛らしい感じが出た。
季節やイベントごとに張り替えるのも楽しいかも♪
探してみると子供部屋向けじゃない大人っぽいのとかオシャレなウォールステッカーもたくさんあって色々試してみたくなっちゃう!
それにしても私も子供の頃、こういうお部屋に憧れたな・・。
いくら親に頼んでも2段ベッドなんて買ってもらえなかったし、それでも2段ベッドに憧れて ドラえもんのように押入れの中に布団を敷いて寝たものだ。
布団の柄もめちゃくちゃ和だったし、
そもそも砂壁の和室じゃあかわいい絵とかポスター貼ってもダサいはずだよなぁ(涙)。。。
いいなぁ、今の子は。。
子供たちのかわいいベッドと白い壁に貼ったウォールステッカーに、ちょっと自分の子供時代を思いだして切なくなったのであった。
それにしても、一緒に寝なくなるのが寂しいなどと言っていた私は8年ぶりに大の字で爆睡できる素晴らしさを満喫している。
かかと落としの無い生活って最高!
安眠最高!
息の根止められる前に二段ベッドが届いて良かった。。と、歳とともに幸せを感じるレベルがだいぶ低くなった私である。