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理屈では説明できない!実際に経験した不思議な予知夢の数々について

私は毎日のように夢を見るタイプだ。

夢をよく見る人と全然見ない人の違いはなんだろう、と気になって少し調べてみたが、
これについては脳のメカニズムからスピリチュアル方面まで様々な説や意見があり、簡単に一言では表現できない部類の話なんだろうなーと思う。

このブログでも何度も書いているが私は17年来、過敏性腸症候群(IBS)を患っている。

この病気を発症したころ、精神的にも体力的にも限界の状態で毎日を過ごしていたのだが、その当時繰り返し何度もみていた夢が、歯がボロボロになり全部抜けてしまって口の中がジャリジャリしている、というものだった。夢の中でもジャリジャリした口の中が気持ちが悪くて、抜けた歯を必死に口から吐き出しているという嫌な夢だ。

後にスピリチャルカウンセラーの江原浩之さん著の夢診断の本を読む機会があり、調べてみたところ、歯がぽろぽろと抜けて口の中にいっぱいになる夢というのは『頑張りたいけどこれ以上踏ん張れないと感じている時に見る夢』だという。

ギブアップすることで周囲に及ぶ迷惑や失うものの大きさをあなたはよく自覚していて、気持ちが揺れているのでしょう。

 

参考:眠りに潜むメッセージ スピリチュアル・夢ブック

まさに!!その時の心理状態を的確に表している夢だったことに驚いてしまった。

その後も夢はずっと見続けているがだいたいはその日あったことや寝る前に考えていたことがそのまま出てきたりと、あまり意味がない感じの夢が多い。

また朝起きた時、“夢をみてたのは確かだが内容を覚えていない・・”ということも多い。

だが毎日のように色々な夢を見る中で、その時の心理状態を表す夢の他に、自分でもこれはスゴイぞ。。と実感してしまったお告げに近いような夢がこれまでいくつかあった。

お告げとか言いだすとちょっとヤバい人だと思われてしまうかもしれないが、ちょっとなら仕方ない。

不思議な夢:その1

まだ新婚の時代、私に子供が生まれる前の話。休日に主人とツーリングに行く予定を立てていたのだが、その前日に見た不思議な夢だった。

夢の中で、緩やかなカーブから直進になる道が出てきた。カーブのところにコンビニがあり、それを抜け直進になるところにガソリンスタンドがある道路だった。

その風景が見えたあと、大きいカエルがビョーン、ビョーンと跳ねてきて、最後に、当時主人が買っていたバイク雑誌の上にベタン!!ととまる、というものだった。

朝起きたときもはっきりと夢の内容を覚えていて、なにか意味のある夢のような気がしたため、すぐにそのことを主人に伝えた。
私が夢で見た道路の風景を主人に伝え、『こういう道ある?』と尋ねると、
主人は『あるよ。山のほうに行くのに通る道だから、今日もそこ通るよ』と言うのだった。

そういう夢を見たのであれば、そのカーブからスタンドあたりまではくれぐれも運転に気をつけていこう、と話しながら出発したのだった。

安全運転で順調に進んでいた道のり、夢の中ででてきた道路も無事に通り過ぎた。

そのとき、ガソリンが少ないのに気づいていた主人は山道に向かう前にガソリンを入れて行こうと、私が夢で見たガソリンスタンドに立ち寄った。

バイクから下りガソリンを入れながら、主人と二人で『別に何もなかったね!』などと話していた、その瞬間だった。

バーーーーーン!!

と、ものスゴイ音がしてあわてて振り返った。

すると、ガソリンスタンドの手前の電信柱に、乗用車が思いっきり突っ込んできていたのだ。慌てて駆け寄り車内を覗くと、運転手さんは意識は失っていなかったが、茫然としていて話もできない状態であった。

すぐにスタンドの人が救急車を手配したが、あの時もし私たちがガソリンスタンドに入らなかったら私たちの乗るバイクに乗用車が思いっきり突っ込んできていたかもしれない。

全身に鳥肌が立つのを感じた。

助かった。。

いや、でも待てよ、助かったけど、これってたまたまそのタイミングでガソリンスタンドに入ったから助かったのであって、夢で前もって注意喚起されたことって意味があったんだろうか??

お告げだとしたら、なんとも中途半端なお告げではないか・・。

どうせだったら、もう少し具体的に教えてくれたほうがいいのではないか・・。

と、つい神様の指導方針にダメ出しする心が生まれてくる。

そんなわけで、何か少し腑に落ちない部分があったが、間違いなく夢と現実がリンクしていて驚いた事件であった。

不思議な夢:その2

これは長女が生まれて3か月くらいの時のことであった。

私は当時仕事と長女の夜泣きのダブルパンチで毎日倒れそうなほどヘロヘロになっていた。
だがその日、どうしても仕事の関係で銀座まで行かなくてはならず、主人に車で送ってもらうことになった。

助手席に座るとさっそく睡魔に襲われ、到着まで少し寝かせてもらおうと助手席の椅子を倒して眠り込んでしまった。

しばらくぐっすりと眠りこんでしまったのだが、突然夢の中で、自分たちの車が前方の車に思い切り追突するという場面が見えて、バサッ!!と飛び起きた。

飛び起きて前方を見ると、夢ではなく本当に前の車に追突しそうになっているではないか。

危ないっ!!!!

私がそう叫ぶと、主人は慌てて急ブレーキを踏んだ。

間一髪、本当に間一髪で追突を回避した。

実は当時、長女の夜泣きで疲労困憊だった私を助けようと、主人も夜中にスリングに長女を入れて2時間ほど散歩に出てくれてその間に私を寝かせてくれたりと、子育てに全面協力してくれていたのだった。

主人自身も相当疲れがたまっていたこともあり、その時つい、ぼーっと考え事をしてしまっていたということだった。

それにしても夢の中で追突しそうになって飛び起きたのに、飛び起きても目の前でまた追突しそうになっている!!!!というパニック。。

交通事故を免れほっとしたというよりも、放心状態に近い状態でしばらく動悸が止まらなかったのを覚えている。

しかしこの時ほど、夢で危険を教えてもらった!ありがたい。。と実感したことは無かった。

不思議な夢:その3

順番が前後してしまうが、この夢は主人と結婚する直前に見た夢であった。

夢の中で私はバスに乗っていた。バスの中に乗客は私ひとりっきりであった。

すると、どこからともなく体が振動するほどの大きな声が聞こえてきた。

お腹にズンズンと響いてくる、地鳴りのようのような声だった。

そしてその声は、はっきりと『今から音を出す者がお前を苦しめる』と私に伝えてきた。

夢の中で私がフリーズしていると、本当に遠くからかすかに何かの音が鳴り響いてきたのだった。その音がだんだん大きくなってくる感覚・・・。

プルルルルプルルルルプルルルルプルルルル・・・携帯だ。

半分覚醒しているような状態で何とか起き上がり見ると、その音はなんとこれから私が結婚する予定の、今の主人からの着信であった。

『今から音を出す者』って、『お前を苦しめる』って・・・

オマエかーーー!!!!(汗)

しかしその時の私は、そのお告げに耳を貸すことをしなかった。

あんなにわかりやすく神秘的な方法でハッキリと教えてくれたというのに。。

確かに、主人はだいぶ人と変わっている。自由すぎ、我が道を突き進むタイプである主人と結婚して一緒に生きていくことに私自身も不安を感じていたことは間違いなかったが、結婚はもう決まったこと、今から引き返すなんてできるわけない。それに、夢でそんなことを言われたところで、はいそうですか、じゃあやめます。っていう人間もどうなんだろう。

そう考え、夢で教えてもらったことを無視した結果が、今の私の苦難の連続の人生である。

前もって教えてもらってたんだから、だれを責めるわけにもいくまい。

神様のほうも後からガタガタと私にクレームをつけられるのが面倒で、先に夢で教えたのかもしれない。

あれだけはっきり名指しで伝えたのだから、私がこの人生について文句を言いだしたとしても、

『いや、だから先に言ったでしょーが!! あん時、この人(主人)が音出したでしょーが!』と、強気で言い返してくるに違いない。

誰になんと忠告されようが自分自身の選んだ人生なのだが、夫婦喧嘩が勃発した時などはつい心の中で

「くぅ・・。苦しめ要員のくせに何を上からっ(怒)

私はあのお告げを無視してやったんだからなっ!!!

音を出した者め・・・。!! ケッ!!」

などという悪態がグルグル渦巻いてくる私である。

番外編:ペガサスの夢

ある日、私の夢の中に、美しいペガサスが現れた。

飛び回るペガサスの尻尾の毛並みがものすごくリアルで、キラキラしていて、夢から覚めてもはっきりと思い起こせるほどであった。

これは何か良いことが起こるに違いない。。
こんな美しいペガサスの夢なんて、普通じゃない。。
その夢を見たすぐ後に、沖縄に旅行に行く予定となっていた私は、きっと沖縄でなにかいいことがあるんだ!!と確信した。

そして、沖縄旅行中、よく当たると評判の高かった《許田 道の駅》の宝くじ売り場にわざわざ出向き、いつもより私財を投じ多目に宝くじを購入した。

結果は、、、。

あの夜、寝るんじゃなかったという後悔だけが残った。
誰だペガサスなんて出演させたやつは・・・。

私にとっての夢とは

夢を見るたび、あれもこれもと夢占いなどで調べても意味がないことが多い。ほとんどは自分の思いが作り出すシチュエーションの夢ばかりだ。

だが、これまでの人生の中では、現実世界につながる夢での不思議なできごとがここに書ききれないくらいたくさんあった。

夢なんてただの偶然だし、そんなことに意味なんて無い。と考える人ももちろんたくさんいると思うが、私にとって夢はいつも興味深く、神秘的なものなのである。

まず、もっとたくさん夢をみるために睡眠時間を増やしたい。。
そんなことを考えながら今日も布団に入ることにする。


ABOUT ME
富岡紗和子
神奈川県湘南在住、占い師(帝王命術売占い鑑定師・四柱推命鑑定師)ラジオパーソナリティ・エッセイ作家・法人役員(役員暦24年)の富岡紗和子です。 現在、二人の娘を持つ母でありサーフィンとビールをこよなく愛するアラフィフ女子です♪ ⇒ ⇒ 詳しいプロフィールはこちら