先日もブログに書いた、めちゃめちゃずれているネイリストさんのところに
再びネイルをしてもらいに行ってきた。
ネイルの腕はスゴイのだがめちゃめちゃずれている彼女・・。
詳しくは以前のブログをご覧いただきたい。
めちゃくちゃズレてる人の特徴 行きつけのネイリストさんの話~その1~
今回は、夏っぽいネイルをオフして少し秋めいた感じのデザインにした方がいいかなー
などと相談してみたところ、いくつかのサンプルの中から秋っぽいものをセレクトしてくれた。
その中にヒョウ柄のネイルがあった。
若い頃はヒョウ柄が流行って好きだった時代もあるのだが
なんとなく今ヒョウ柄のネイルをしてしまうと、どぎついイメージになってしまうのではないか・・。
そう思って『ヒョウ柄かわいいけどねぇ・・私は似合わないかも・・』と言うと、
彼女はいつものハイトーンボイスで
『えー!!絶対似合います!いわゆるヒョウ使いのさわさんにはピッタリだと思いますぅ♡』とのたまった。
オイ!誰がいわゆるヒョウ使いだ。人を蛇使いみたいに言うんじゃないよ・・・。
いわゆるって・・・いわゆるって・・・
入店3分後のいきなりの先制パンチに戦意を喪失する。
だがここは気を取り直して、今回はヒョウ柄ではなくドット柄を使ったかわいい系のネイルをセレクト。早速、施術が始まった。
そこで、『さっきのヒョウで思い出したんだけど、私若い時サファリパークでヒョウと一緒に写真撮ったことあるんだよー』と話をふってみた。
『それこそヒョウ使いのタイ人のおじさんがヒョウの首輪に鎖つないで持っててさ、ヒョウが唸り声だすと鎖でひっぱたくんだよー(汗)、私は唸り声なんて気にしませんから、ひっぱたかなくて結構です~って感じだったよ~』と私が言うと
彼女は別のことが気にかかっている様子だった。
そしておもむろに『タイ人はやっぱり顔長いですか?』と質問してきた。
タイ人に対して顔が長いという印象を全く持っていない私は
『いや・・別に顔長くなかったと思うよ・・』と答えた。
別に顔長くなかったと答えたにもかかわらず、彼女は数分後にもう一度、
『タイ人、顔長かったですか?』と聞いてきた。
いや、だから長くないってば・・。
あれ?このパターンは・・・彼女、何かの知識と混同しているな・・
しばらく彼女のもとへ通っているのでなんとなく思考回路が読める場合がある私は一生懸命頭を回転させる・・。
そこでピンときた。
彼女、タイ米=長い→タイ人=顔長いに変換している・・・・!?
『あのさ、まさかとは思うけど長いのタイ米と間違ってない?』と聞くと
『あ!!』という顔をしていた。
・・・て図星かい!!図星だったことに驚く・・。
こんな感じなので、彼女は先日、初めてきたお客さんに『生きてて楽しいでしょ』と言われたそうだ。なんて率直な感想・・。
しかし私も彼女に対し同じ感想を持っていたため『楽しそうだよね?』と言うと、
『楽しいですね!150歳くらいまで生きたいです。死ぬの怖いです・・。』と返ってきた。
そして続けて『私天国に行けますか?』と心配そうにいうので、私が決めることではないけど一応、だ、大丈夫だよー!と答えた。
すると彼女はなぜか私に
『さわさん、何か悪いこととかしてないですか?庭のナメクジとか退治してますけどさわさんは天国いけますかね?』と
以前、私が庭にナメクジがいるのが嫌で駆除してると話したことを引っ張りだして心配してきた。
『私ナメクジやっつけるけど、あれは勝手にうちの庭に入ってくる不法侵入だから!正当防衛でしょ!』と冗談を言うと
彼女はものすごく納得した様子で、
『そうですよね!!!それにナメクジは殻もつけないで全裸ですし強制わいせつですよね!!!!』と
大声で力説していた。
シー!!
全裸とか強制わいせつとか、シー!!
そんなこんなしているうちにあっという間にハンドの施術が終わり、
今回は次の予約のお客さんがくるまで少し時間があるということで
フットの席に移動し、先日割れてしまった足の爪を直してもらうことになったため
お財布とバッグを自分でフットの席まで移動しようとした。
すると、彼女がこちらでやりますから大丈夫ですよ!と言ってくれたので
それじゃ、とお任せして自分だけフットの席に移動して座った。
フットの施術は本当にすぐに終了したので、お会計をしようと立ち上がると
先ほどのハンドの席に私のお財布とバッグがそのままになっていた。
それに気づいた彼女は
『あ!ごめんなさい!!移動させるの忘れました!!!
あ!!お財布大丈夫ですか!?
無くなってないですか!?』と、ものすごい勢いで聞いてきた。
いやいや・・。今、この時間、店内にいるの私とあなただけだから・・。
すごい心配してくれたけど、お財布無くなってたら犯人あなただから・・・!!!!(笑)
そんなこんなで、今回も楽しいひとときを過ごしたのだった。
でも私の大好きなこのネイリストさん、11月から少し遠くの市にある支店に異動することになってしまったそうだ。
寂しい・・。
働く母としては仕事終わりに気軽に行ける距離が通いやすくとてもありがたかっただけに
彼女が電車で乗り換えのある場所に異動になってしまうとは寝耳に水だった。
やはりネイルの方はかなりの腕なので、新店の責任者に抜擢されたそうだ。
いや、でも、責任者・・?
だ、大丈夫だろうか・・?
人事の方もだいぶ勇気ある決断・・(失敬)
そう思ったが、その一言はひとまずぐっと飲みこんだ。
独身時代のように時間に自由がきかないので、異動後は彼女の元へ通えるかわからないけど、10月中にはもう一度足を運んで、滅多にお目にかかれない人材の彼女のズレっぷりをもう一度思う存分堪能してこよう。そう思っている私である。