このところ、週1~2回のペースで、お友達のところに痩身マッサージに通っている。
人間、どんなに気合をいれようとも年齢と共に重力に逆らえなくなるもの・・。
私も例にもれず、気づけば腰回りや下っ腹が必要以上に豊満になってきており
無駄に引き締まったバストと共に鏡を見た時のがっかり感に拍車をかけている。
そんな折にお友達にお誘いをもらい、痩身マッサージをお願いすることになったのだが
このお友達は某大手エステサロンでのエステティシャンとしての経験以外に
指圧やもみほぐし、足つぼなどを施術するお店などでも勤務経験あるため
毎回痩身マッサージのあとに全身マッサージまでしてもらって、
よだれもののリラックスタイムを過ごしている。
マッサージの最後に、おまけに足つぼ押しをしてもらう。
全体的には、痛気持ちイイという感じなのだが
私には絶叫とともに痛みで悶絶するツボがある。
大腸、小腸、胃の豪華3点セットだ。
私は18年ほど前から過敏性腸症候群(IBS)を患っている。
やはり足つぼは体の不調な臓器につながっている!とつくづく実感するほど、
毎回飛び上がって絶叫してしまうのが大腸、小腸、胃のツボなのである。
痛いのを我慢して押してもらったほうが体に効くに違いない・・
そう信じている私は施術台の上でムンクのポーズのまま真っすぐ固まり、
悲鳴をあげながら大腸、小腸、胃のツボの痛みに耐えている。
もう全身がガチガチだ・・。(本末転倒)
※痛いのに無理に耐えるのも良くないと色んなサイトに書いてます(笑)
そして不思議なことに、今のところ足つぼマッサージをしてもらった翌日は下痢が止まっている確率が高い。
今日まで8回足つぼマッサージをしてもらい、経過を観察すると
翌日お腹が下ったのは1回だけである。
もちろんマッサージでリラックスさせてもらっている相乗効果もあるはずだが
いつものお腹の下し率を考えると、私の場合、足つぼは下痢に対して効き目があるようだ。
今日まで8回の足つぼで8回とも翌日下さなかったとなるともっと凄いのだが
そこは強力なIBS・・・。そう簡単にはいくまい。
8回中、7回下らなかったら結構凄い!
ちなみにお友達が痩身マッサージでお腹に手を当てると、お腹の中で腸が激しく動いていることに驚かれる。夕飯を食べる前に施術してもらっているのに、一体私の腸はお腹の中で何の活動をしているのだろうか・・・。たまにはジっとしてろ!!と自分の腸に言ってやりたい。
痩身目的で通っているのに、つい下痢が止まった!と足つぼのほうにフォーカスしてしまう悲しき過敏性腸症候群(IBS)・・・。
もちろん痩身のほうも効果は目に見えていて、ヒップアップマッサージなどは
片方だけ施術して写真を撮って見せてもらうと
施術した方のおしりだけパンツの中に納まっていて、
何もしていないお尻がパンツからはみ出している・・・。
スゴイ・・・・!!!
しかし回数を重ねないと、時間がたつにつれてすぐに形が戻ってしまうので、
しばらく頑張って続けようと思う。
この垂れたお尻が憎い!!精一杯、重力に抵抗してやるぞ!!
そしてすごく気になっているセルライト、マッサージをしていると太ももの中で
何かプチプチと音が聞こえるのだ・・怖いよう・・(涙)
脂肪が潰れる音・・?初めての体験だ。
さすがプロの手技、自宅で素人の私がマッサージするのとは全く訳がちがう!
リンパの滞っているところは徹底的に流すマッサージをするのだが
リンパが詰まっているところは結構いや、かなり痛い・・・。
マッサージでほぐしたところに専門の機械をあててセルライトをぶっ壊す!!
セルライトは普通にダイエットしただけでは落とせないのだそう。
ちなみに現在8回終了して、なんと去年はボタンも閉まらなかったハイウエストのパンツが入った!
しかもボタン閉まっただけじゃなくて、普通に苦しくなく履いて出かけられた!!
これには超感激ー!!!(涙)
プロの力を借りて、この調子でセルライトと脂肪を一掃してやるーー!!と静かな闘争心を燃やしている私である。
下痢に効果的なツボ
ちなみに痩身とは無関係な話だが足つぼ以外にも下痢に効くツボがいくつかあり
特に手の甲にあるその名も下痢点(げりてん)というツボは、自分で押しやすいので覚えておくと役立つと思う。
なんかそのまんますぎて何のひねりもない下痢点・・(笑)。
下痢点(げりてん)の場所は、手の甲の中指と薬指の骨をたどった合流点になります。場所が少々わかりづらいので、普段から場所を覚えるために押して効果を確認しておくとよいでしょう。
手の甲にあるので、急にお腹が痛くなったときにでも押しやすいツボです。電車の中や授業中でもコッソリ押しやすいので、場所を覚えておいて緊急の時にはこのツボで凌ぐようにしましょう。
胃腸の状態によっては、この場所が腫れていることもあります。
参考:過敏性腸症候群ラボ
私も過敏性腸症候群(IBS)歴が長いので、ツボ押しだけでこの病気が治るとは毛頭思っていないが、下痢に効くツボは押すだけタダなので覚えておいて損はない。
しかし、もうダメだ!!という決壊寸前の時には
どこを押そうが何の効果もないことだけは間違いないので
ツボを押している暇があればトイレを探すほうに全力を注ごう。
主人が足つぼに興味を示す
ところで、毎回マッサージに行った後に、マッサージと足つぼの効果を熱弁していたところ
主人が足つぼに興味を示しだしてしまった。
やっかいである。
主人が足つぼマッサージを受けたい理由・・
それはお友達から『足のここのツボが痛いということは体のココが悪いから気を付けて』などというアドバイスをもらい、
そのアドバイスをもとに『俺は体のここが悪くて大変と言われたんだ!だからもっと俺をいたわれ』というアピールにつなげようとしているに違いないのである。
そして主人がお友達に期待している言葉としては、おおむね
『疲れがたまっているのね。ストレスもすごいわ。ちょっと心臓に負担もあるみたいだから気をつけて・・』
こんなところだろう。
非常にめんどくさい。
しかし、『どうしても。。』と食い下がる主人に根負けし、
お友達にお願いして一度足つぼマッサージを主人にもやってもらうことになった。
一度やってもらえば主人も満足するだろう。
わくわくしながら施術台にのぼる主人。
さっそく施術を始めるお友達・・・。
足つぼを押しながら主人の体について言い当てていく。
『あんまり疲れてないんだね!ストレスも溜まってないみたいだね!』
施術台の横で笑いをかみ殺す私・・・。
すると突然
「いったーーーーーい!!」と絶叫する主人。
「そこはなんのツボ!?(わくわく)」
ようやくいたわってもらえるネタをもらえるのではないかと期待感にあるれる声で質問する主人・・・。
お友達の答えは
『尿管と膀胱だねぇ。あと生殖器・・・。
ストレスSawachinの方がすごいね!』
( ̄m ̄〃)ぷぷっ!!!!
ちょーうけるんですけどー
要するに
彼は疲れもためずストレスもなくのびのびと自由に暮らし
妻にストレスを与えながらなぜか自分をいたわって欲しいと願っている、
シモ関係に若干問題を抱える中年男性
ということになる。
そのような検証結果がでところで、主人の足つぼは無事に終了した。
その後、主人が自分も足つぼマッサージに行きたいと騒ぐことは無くなった。
色んな意味で、足つぼは嘘つかない。。と実感した出来事であった。